frufrupの日記

ゆかいなおばちゃんのふつーの日々です

梨を見ると‥

実りの秋、と言うだけあってあちこちの店先に果物がたくさん並んでいる。

少し前は梨が最盛期だったが、今は りんご ブドウ 柿‥ 等々

うちの周りも親戚も果物農家が多いので、これらの秋の果物をお店で買ったことがない。

いつももらってばかり、もちろん規格外のいわゆるお店には出せないモノばかりだが、美味しい事に変わりはない。

毎年、とても美味しい梨を食べきれないくらい持ってきてくれた近くに住む伯母が数年前に亡くなった。
ダンナである伯父もだいぶ前に亡くなっている。

伯父が亡くなったあとも、息子と二人で梨を作り続け毎年うちに届けてくれていた。
他にもご近所さんから頂くが、その中でも特別美味かった。
伯母が亡くなり息子さん、つまり従兄弟ですね私よりだいぶ年上の その従兄弟がしばらくは一人で頑張っていたが、とうとう今年畑をやめてしまった。

彼は数年前に病気をして、手足が少し不自由だ。
自分の食べる分だけ作ってノンビリするのだそうだ。

あの、不揃いだけどどこよりも美味しい梨がうちに届くことはもう無くなった。

ああ、おばちゃんはもういないんだなぁ〜

今更ながら、しみじみと哀しくなりました。