frufrupの日記

ゆかいなおばちゃんのふつーの日々です

めがね!

元気だけが取り柄のワタシが、この夏入院して眼の手術をするハメになった。

とりあえず手術すれば見えなくなる心配はなさそうだ とわかると、なんとかなるかな〜とのんきにかまえていた。

幸い視力に影響はなく、コンタクトはやめて年中メガネをかけることにした。

以前家の中でかけていたメガネは、とても気に入っていたけどちょっと重くて汗をかくとズリ落ちてくる。

退院後な〜んにもする事ないので、早速メガネ屋さんに行って、それはそれは軽くて使いやすそうなメガネを新調した。

種類も色も豊富で決めるのにとても迷ってしまい、何なら運転用にもうひとつ欲しいと思ったくらいだ。

いやいや、退院したばかりなのにお金ばっかり使っちゃイカン!
と、一度はガマンしたがたぶん今年中に2つめを買うねきっと!!

夏も秋も、ドコにも行かずほとんど外食もせずぶ~ぶ~文句ばっかり言っていたが、これで少しは発散できるだろう。

急におとなしくなったら、ダンナさんにバレるかな?
もうしばらく、どこかに行って美味しいモノ食べたいよう〜 とお願いしておこうか。

続 夏の思い出

入院中は4人部屋で過ごした。

何となくだが、入院が長くなりそうな患者さんは窓際にしてくれているみたいな‥
廊下側のベッドに入った方は、入院したかと思うと手術をして2日くらいすると退院していった。
私がいる間にも2〜3人替わっていたかな?

お向かいの男の子は年中さんくらい、ママと二人でテレビを見たりゲームをしたり字の読み方を覚えたりしている。
どうやら家はだいぶ遠いらしく、コロナ禍もあって土、日も誰も来られないらしい。

パパは、家で兄弟の面倒をみているそうで、
きっと、向こうの方が大変! 
と、その若いママさんはため息をついていた。

おはよう とか いいお天気だね とか、彼に話しかけてみるが、なかなか返事が返ってこない。
人見知りなうえに手術や毎朝の検査で痛い目 にあい、すっかり大人に不信感を抱いているらしい。
これはなかなか手強いぞ〜!
という訳で最初はお手紙を書いてみた。

ママとふたりで読んでね

そ~っと置いてきて様子をうかがう。

しばらくしてカーテンのすき間からそっと顔を出して
お手紙ありがと‥
ですって!

それからすっかり仲良くなり、いろんな事をして遊んだ。
と言ってもベッドの周りで折り紙したり、持っていったノートに字を書いて当てっこしたり、楽しかったな〜

もっともすぐに私の退院が決まり、仲良くできたのは2日間くらい。

黙っていなくなるのも何なので、
おばちゃんは退院しておうちに帰ることになりました。おうちに帰っても早くよくなるようにがんばるので、○○ちゃんも目のけんさがんばってね!
と、手紙に書いておいてきた。

すると、病室を出るときにはグータッチ、姿が見えなくなるまで手を振って見送ってくれた。

またね! なんて言えないから元気でね!!
思わずナミダが出そうになったよ。

今頃何してるかな〜?
おばちゃんの事なんかすっかり忘れて、元気にしてるといいなぁ〜 と心から思います。

夏の思い出

退院以来、月イチで手術をした病院で診てもらっている。

大きな病院なので、いつも混んでいる上に眼科は検査が多いのでさらに時間がかかる。

散瞳薬 と言って瞳を拡げる目薬をつけるためクルマを運転することができない。
元通り見えるようになるのにしばらく時間がかかるし、万がイチ何かあったら大変だ!

ダンナさんも、絶対に車で行くなよ!
と、毎回口うるさく言ってくる。

なので、バスを乗り継ぎ一日がかりで診察にやってくる。
ちょうど今日がその月イチの診察日。
相変わらずゲキ混みだ。

最初に来た日、朝早く受付けをしたものの全て終わった頃にはお昼をとうに過ぎ、お腹が減って仕方なかったのを思い出しますな〜。

相変わらず良くも悪くもならず現状維持のまま。
また来月もお世話にならなくてはイケナイが、気長にいきますよ もう来なくても良いですよ  
と言われるまでね!!

そういえばお向かいのベッドにいたちびっ子はどうしただろうか。

私より前に入院していて、私が退院した時にはまだまだかかりそう と付き添っていたママがため息をついていた。

あの狭い空間にずっと二人でいるのはとても大変そうで、時おりグズグズと泣き始めるとママが一所懸命なだめていた。

けっして大きな声で叱ったりせずに、何度も辛抱強く 具合の悪い人がいるんだから静かにね
と言い聞かせている。
若いのにエライな〜 と、とても感心した。

お互いにヒマを持て余していたので、お友達になりたいな と早くから思っていたが、何せ手術後はあまり人相がよろしくない。

術後3日目くらいでようやく見た目がマシになり、まずお手紙を書いて置いて来た。

さーて、どんな反応が帰ってくるかな〜?
オバちゃん久しぶりにドキドキしちゃう!!

 

帰ってきた!

病院から一歩外に出た途端、あまりの暑さにビックリした。

たちまち今年イチくらいの汗が出る。
たった今、術後は炎症を起こしやすいので目の周りを清潔にアセはこまめに拭いてくださいね と言われて来たばかりなのに‥

あついあつい と大騒ぎしながら家に着く。
エアコンをガンガンにつけて荷物を片付け、お昼ごはんを食べてやっとひと息つく。

夕飯どうする? とダンナさんがのんきに聞いてくるが疲れてそれどころじゃないのよ〜
現実はキビシイ、早く元気にならなくては!

さて、偶然メガネ屋さんで眼の異常が見つかり、かかりつけの眼科〜大病院での入院手術 と2週間足らずの間にいろいろありすぎた。

ここには主に入院生活での日々を忘れないように書き留めたが、自分の病状や手術の内容については、あえて詳しく書かなかった。

もちろん担当の先生からは、1度目も2度目も丁寧に説明して頂いている。
特に2度目の手術の際は、何故2回目が必要なのか、どこをどう治すのかを写真と図でわかり易く説明してもらった。

しかしこれはあくまでも私の症状と手術の内容であり、人によっては違う場合もあるだろう。
なので、自分が診てもらった先生の話をよく理解してわからない事はどんどん質問して答えてもらうのが一番だと思う。

前もって自分の病状を調べるのは決して悪いことではないが、誰かがこう言ってたのに自分は違うじゃない?
等と余計な心配はあまりしない事だ。

今までいろんな事を経験してきたつもりだったが、人生まだまだ予期せぬ出来事が起こるもんだ。
痛い思いはイヤだけど、あらためて家族とお世話になった病院の皆様に感謝!

そしてまだまだ眼が腫れて二重に戻らないワタシ、早く良くなりますように!!

九日め

さあ、いよいよ退院だ。

何だかんだいってもあっという間、2回も手術をして10日足らずで退院できるなんて今の医学はスゴイね!

いつものように朝の診察を終え、病衣から自分の服に着替えて荷造りを始める。
入院する時にはまだ余裕のあったボストンバッグが、なぜか荷物でぱんぱんだ。

看護師さんが来て、退院してからの日常生活についていろいろと説明してくれる。
注意事項がけっこうあって、家に帰ってからも気が抜けないな〜

一週間後の外来診療の日までは、入院中と同じく生活してくださいね! 
と、何回も念を押された。

うちに帰ったら徹底的にお掃除しなくては!
退院が決まってからそればっかり考えていたのを見透かされたみたい。

目薬をどっさり渡され、たくさんの書類をもらい、忘れ物がないか念入りにチェックしてもらったところでお迎えがやってきた。

もちろん病棟の中までは入れないので、自分で荷物を持ちエレベーターへ。

途中ナースステーションで、お世話になった看護師さん達にお礼を言う。

ただでさえコロナ禍で人手の足りない中、本当にお世話になりました。
お身体に気をつけて頑張ってください。

エレベーターの前でダンナさんが、よぉ〜と手を振って待っている。
さあ、現実に戻らなくては!

どうでも良いけど、外はなんて暑いのだろう。
今日は36℃になるって!
涼しくて快適だった病室に戻りたくなるう〜!!

八日め

入院してから一週間が過ぎた。

2回目の手術から3日目、担当の先生に診てもらうと、術後の経過は良いが完治には少し時間がかかるだろう との事。
午後から外来で詳しく検査をして、何もなければ退院の方向で! と言われた。

やれやれ やっとかー!

眼が腫れてまだ痛みはあるものの、すっかり元気。
ご飯ももりもり食べられるし、お口も達者だがコロナ禍で同室の人とおしゃべりを楽しむのも悪いような気が‥💦

そういえば、2回目の手術は1回目よりだいぶ痛かったんですけど‥ とおそるおそるたずねてみると、
最初の手術の炎症がまだあるうちに2回目だったからねぇ、それは痛いよ〜
全身麻酔でもよかったんだけどねぇ〜
と、説明してもらった。
知ってればもちろん全身麻酔をお願いしたんだけど!!

さて、詳しく検査をするため車椅子で外来へ連れて行ってもらう。
時間をかけていろいろ診てもらい、明日以降いつでも退院できることになった。
しばらくは、定期的に通って経過観察していく事になりそうだ。

確かダンナさんは明日お休みのハズ。
さっそくラインで退院の許可がでた事、明日迎えに来てほしい事を知らせると、慌てて電話をよこした。

今日は夕ご飯に○○がでた、とか 鏡で自分の顔を見るとビックリ! とかだいぶのんきなラインしか送ってなかったので、ビックリしたらしい。
きっと散らかしたままだろうから、今晩のうちに片付けないとね〜?!

さあ、最後の夜だ。
明日帰ったら、イヤでもやる事がたくさんあるだろう。
しっかり食べてゆっくり休んで体力をつけておこうっと!!

七日め

入院した日は肌寒くてまだ梅雨明けしていなかったのに、ニュースで全国一暑い とか言っている。

37℃くらいになるそうだ。

今日は日曜日で、担当の先生もお休みらしい。
朝の診察では、別の若い先生が丁寧に診てくれて順調に回復している との事。

明日は外来で詳しく検査になるらしいから、そこで何かしら結果がでるかな〜?

さて、今日はもうする事がない。

目の腫れは前回と同じく、そんなに急には良くならない。
何より眩しくてツライので、なるべく眼帯をして過ごしていた。
家にいたらもったいないような時間の使い方だが、仕方ない。

その代わり休日のダンナさんに、見舞いには来なくて良いから○○と○○を念入りに掃除してね!等とラインをしてヒマつぶししていた。

半分くらい既読スルーしておる。
さぞかしハネ伸ばしているんでしょうね〜!!