frufrupの日記

ゆかいなおばちゃんのふつーの日々です

徒歩10分

若い時からどこへ行くのにもクルマばかり、しかも田舎なので大概のトコロには駐車場がある。

少しばかりの雨なんてクルマから走れば済むこと、傘を持ち歩くことなんてほとんどなかった。

それが○年前から、電車で一時間くらいのトコロでの仕事を頼まれた。
断る事もできたけれど、何かオモシロそう!
とあまり深く考えずに引き受けた。

実際、思った以上に楽しく何より勉強になるし、刺激も受ける。
若者が多くてねぇ〜

で、電車通勤である。
クルマでも行けなくはない距離だが、時間が読めないので確実な電車を選んだ。
もし遅刻しても公共の交通機関ならイイワケできるし‥ ね!

駅から職場まで歩いて10分くらい。
この徒歩10分で、思いがけずとても季節を感じている。

雨の日のために新しい傘を買い、真冬には暖かいダウンを新調した。
夏には日傘、梅雨の時期にはなんと晴雨兼用傘も購入した。

クルマで移動していたら、必要なかったかもしれないな。
でも、たのしー

今は雨の日に履くオシャレなレインブーツが欲しくて仕方がない。

さて、明日も電車に乗って働いてこよう。
レインブーツレインブーツ…

梨を見ると‥

実りの秋、と言うだけあってあちこちの店先に果物がたくさん並んでいる。

少し前は梨が最盛期だったが、今は りんご ブドウ 柿‥ 等々

うちの周りも親戚も果物農家が多いので、これらの秋の果物をお店で買ったことがない。

いつももらってばかり、もちろん規格外のいわゆるお店には出せないモノばかりだが、美味しい事に変わりはない。

毎年、とても美味しい梨を食べきれないくらい持ってきてくれた近くに住む伯母が数年前に亡くなった。
ダンナである伯父もだいぶ前に亡くなっている。

伯父が亡くなったあとも、息子と二人で梨を作り続け毎年うちに届けてくれていた。
他にもご近所さんから頂くが、その中でも特別美味かった。
伯母が亡くなり息子さん、つまり従兄弟ですね私よりだいぶ年上の その従兄弟がしばらくは一人で頑張っていたが、とうとう今年畑をやめてしまった。

彼は数年前に病気をして、手足が少し不自由だ。
自分の食べる分だけ作ってノンビリするのだそうだ。

あの、不揃いだけどどこよりも美味しい梨がうちに届くことはもう無くなった。

ああ、おばちゃんはもういないんだなぁ〜

今更ながら、しみじみと哀しくなりました。

楽しい洗車!

ダンナさんが休みのたびにせっせとクルマを洗っている。
それはそれは丁寧に!

少し前、20年近く乗ったクルマを買い替えた。

さんざん迷って、結局中古車にしたのだけれど、とても気に入ったらしくこまめに洗車してワックスかけて休日はとても忙しそうだ。

あまり自分から、あれが欲しいこれが欲しい と言わない人なので、クルマやさんでやけに熱心に話しかけているのを見て、コレ気に入ったのね~ とピン!ときた。

ハッキリ言って予算オーバーだったが、
まあいいか 私の眼もまたいつ悪くなるかわからないしそうなると送り迎えが必要になるし といろいろ頭の中で考えを巡らせ

よっしゃ! それに決めよう!!

あら、まるでワタシがダンナさんをさしおいてお財布を握っているみたいじゃないの?

クルマやのお兄さんが、お値段を提示するときだけ笑顔でこっちを見てくるのは気のせい?
せっかく後ろの方で小さくなっておとなしくしていたのに!

さ、今日はどこに連れてってもらうかな〜?

しばらくはこっちの行きたい所へクルマを出してくれそうだ。 ふふふ…
 

今日も走った!

駅までクルマで来て電車に乗るのだが、最近駐車場が軒並み満車で困る。

駅の近くを探しても無いので、少し離れた駐車場に停めてバタバタと走って行った。

まん延防止措置や緊急事態が終了して、徐々に人が動き始め、週末の新幹線改札口はスーツケースを手にした旅行客でいっぱいだ。
皆、ウキウキと楽しそう!

い〜な〜 と何処へも行くアテのないオバちゃんは羨ましくて仕方がない。
みんな我慢に我慢を重ねていたんだねぇ。

ウチの子供も年末年始は帰省できるだろうか?

コロナ禍で、一人暮らしの若者が倒れて何日も過ぎてから発見された とか ずーっと家にこもりきりで鬱状態になる人が多い とかニュースで聞くたびにヒヤヒヤしていた。

ハタチをとうに過ぎて自立しているとはいえ、親は心配で仕方がない。

ラインするから、短くても良いので必ず返信するようにいってある。

でないと、会社に電話しちゃうよ!

と脅してあるので、返事は帰ってくるからとりあえずは元気そうだ。

大学入学を機に上京してだいぶ経つのに、コロナ禍のせいでいらぬ心配をしている。
去年あたりから一人暮らしを始めた子の親御さんは気が気ではないだろう。

旅行になんて行けなくても良いから、年末に無事に子供が帰って来られますように!!

電車のなかで

お仕事の都合で週に1〜2回電車に乗る。

いわゆる田舎のゴトゴト走る電車だ。
一応4両編成だが、通勤通学時以外は空いていて、座れないなんてことはない。

今は右も左もみ〜んな下を向いてスマホを見ているが、オバちゃんはあんまり下ばかり見ていると首が痛くなってくる。

やむなく顔を上げて外を眺めようと思うが、どうしても向かい側に座っている老若男女が視線に入ってくる。

先日都会で電車内での無差別殺傷事件があったせいか、もし隣の若者が! とか、あっちのおじさんが! といらぬ心配をしているが、メガネのボーッとしたオバちゃんに目を付ける人はいないでしょうね。

最近、都会のど真ん中で事件を起こすのは割と地方の人間の方が多い気がする。

すべてがコロナのせいではないだろうが、地方の閉塞感といったらなかなかだ。
どこへ行っても何をしてても心の底から楽しめない感じがする。

もうダメだ もう頑張れない 

とひどく落ち込んでも、何とかなる事もある。
どうなるかは月日が経ってみないとわからない。
そんなに早く結論を出さないで、少し待ってみるのも悪くないんじゃないかな?

そして、案外私たちのようにトシを重ねたおじさんおばさん達は、いろんな経験を通して解決法を知ってるかもしれないよ。

相談してみて〜!!

秋ふかし

めっきり朝晩寒くなって、紅葉の季節がやってきた。

山の上の方からだんだん下へとおりてきて、今は中腹辺りが紅く色づいている。
少し離れたトコロから見たほうがとてもキレイで、何日か前には頂上に雪が積もって秋と冬が入り混じっていた。

キレイだなあ〜
わざわざ出かけなくても、写真に撮って誰かに送りたいくらいだ。

年齢を重ねてくると、四季折々の自然の変化にとても敏感になるようだ。

コロナ禍になってあちこち出かけられなかったせいか、隣の家で〇〇の花が咲いた とか 公園の〇〇の木に花が咲いた とか 身近な変化が面白くてしかたがない。

特に眼を手術してからは、大好きな自転車がちょっと危なっかしいので、なるべく歩くようにしている。
車とも自転車とも違う景色の流れがあって、いろいろと発見しながら歩いている。

真夏は太陽があまりにも眩しくて出歩けなかったし、雪が降ると転倒がちと怖い。

短い秋を楽しんでせっせと歩こうかな!
でもスーパーに行く時はクルマなんですよね〜

めがね!!

それにしてもたま〜にお買い物をすると、とても楽しい。

例えそれがメガネだとしてもね。

どうせなら気に入ったモノを購入したいと思ったので、レンズの度数を測った後フレーム選びにとても時間がかかった。

一緒に選んでくれるメガネ屋のお姉さんは、なにをかけても お似合いですね~ とほめてくれるので、とても気分が良い。

もちろんお世辞なのはわかってますよ!

お洋服を選ぶようにメガネを選ぶ と言うのは本当だ。
あーでもないこーでもないと、とっかえひっかえかけてようやく決まり、最後まで辛抱強くつきあってくれたお姉さんに

実は運転用にもう一本欲しいと思って‥
近いうちにまた来ますね!

と言い残してきたが、果たしてあのお姉さんは
また付き合ってくれるかな〜?

新しいメガネ、とても快適です。
大変な思いをした夏を、少しは取り返せたかな?!